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EPシステム
EPシステムとは
環境(EnVironment)を保護(Protect)するシステム(system)から英語の頭文字をとってEPシステムとしました。各種類の微生物群の働きで汚水に含まれる有機物を分解し、汚泥を発生させることなく汚水を浄化するシステムです。汚泥が発生しないので、悪臭もありません。
EPシステムのしくみ
台所、浴室、トイレなど家庭から排出された汚水は第1消化槽から第2~第3、第4~第5の消化槽を通過する過程で、多種類のバクテリアの働きにより炭酸ガスへ完全に分解されます。消化槽で処理された水はポンプ槽から強制かつ間歇的に最終消化槽へ移送し、空中へ蒸発散させてしまいますが、この浄化水には多種多量の微生物が含まれており、蒸発散の一部を残して湖沼の浄化や田畑の土壌改良に液肥として使用しているところでは、すばらしい成果をあげています。
EPシステムの特徴
- 薬品や薬剤を一切使用しないで、自然の力を最大限に利用して汚水を浄化します。
- 故障の原因となるような複雑な機械物は使用しない。一部の微生物が必要とするエアーを送るエアーポンプとシステム内で水を移送するための間歇稼動ポンプを使用しますが、消費電力はわずかです。
- 既設の浄化槽や便槽及び貯水槽を流用することができます。また、敷地のわずかな隙間を有効活用し、どこにでも設置可能です。
- ポンプ等の磨耗による修理や交換時の費用は別途となりますが、ランニングコストとメンテナンス費用は極少で済みます。
- 従来の浄化槽と違い、汚泥が発生しないので、汚泥の汲み取りとその処理費用は必要ありませんし、 汚泥が発生しないシステムから悪臭の発生もありません。
- 浄化した水の放流先がない場合には、自然の力でシステム内で蒸発させてしまいます。
こんな場所に導入していただけます
- ゴルフ場の浄化システムに
- 個人住宅の浄化システムに
- 山小屋の浄化システムに
- 食品工場の加工残渣処理システムに
- 家畜の糞尿処理システムに
- 河川や濠の浄化に
- キャンプ場の公衆トイレに
- 福祉施設の浄化システムに
- 観光地の公衆トイレに